【ET/AT Sensor】 温度センサー設定

motecはエンジン制御に必要なセンサーをすべて設定する必要があります。

デフォルトで設定されている型以外のセンサーを使う場合は、特性を手打ちで入力する必要があり、マニアにはたまらないイベントが目白押し (笑)

今回は私のセンサー設定を紹介。

 

○水温センサー(ET)
元々ロドスタについているものを使います。
179700-0220 (DENSO) ネジ部:M12-1.5
 

○吸気温センサー(AT)
フリーダムではトヨタ水温センサーを流用する感じですが、レスポンスが良さげなマツダ純正品の吸気温センサーを採用。
N3A1-18-845 ネジ部:M10-1.25

コレに使うコネクターですが、探しまくってハーネスつきのものを発見し(少し値がはりましたが)それを購入。
ちなみにメールオーダーハウスというところで買いました。

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■温度センサーの設定
あらかじめチャンネルの割り当てがあります。
・水温センサー  B4: Engine Temp input (AT2 ET)
・吸気温センサー B3:Air Temp input (AT1 AT)

吸気温センサーを例にした設定の様子は以下の通り。
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未設定のセンサーは、<Not Calibrated> となっていますので、選択してクリック。
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Calibration のプルダウンにて、上記センサーを採用する場合は 「#1 Temp(C):Bosch 2500ohm」を選択。 
水温センサーも特性が一緒(と教えてもらいました) なので、同じ設定でOKです。
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motecに電源を接続し、センサー出力のテストをば。
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PCとの接続が確立されると左下が「Connected」、「Diagnostic Errors: エラー数」の表示になります。 
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「Diagnostic Errors: エラー数」クリックでエラーの出ているセンサーを表示。
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上記表示はAT、ETセンサーを接続していますので「OK」となっています。
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2つのセンサーをしばらく置いておくと、部屋の気温と同じくらいの指示で落ち着きました。
ほぼ同じ数値で安定してますね~。
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LジェトロとDジェトロの切替

エアフロセンサーから圧力センサー(MAP)に変更する場合、面倒なのはセンサー用に5V電源が別途必要になる事で、 私の場合フリーダム導入と同じ方法をとり、エンジンルーム右側のスロットルセンサー用5V電源を分岐、 単独線をエアフロメーター辺りまで引いて防水仕様の6極カプラーに集約しました。

sensor_cup

また新しい吸気温センサーはエアクリ外側のリブに穴あけし仮留めしたので、LジェとDジェをカプラー抜き差しで切替する事ができます。

【REF/SYNC】 クランク角センサー設定

センサーセットアップの理解がより深まるかも?と、NA8Cのクランク角センサー内をのぞいてみました。 
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クラセンの種類は構造を見る限りホール式のようです。 

銀色のちっちゃい金属がマグネットでしたので、黒いプラスティック内にホール素子が入っているのかな? 
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パルスを発生させるベーンはSGTとSGC用の2枚が同軸にあり、形状を見ると、発生させるパルスが想像できますね。 
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REF-SYNC設定 
本家ページにて「MX-5」をサーチすると 
「Mitsubishi / Mazda Optical」 (Drawing No T13) 
というPDFファイルを発見。 

そこにREF/SYNC設定の記述があり、すげー助かりました(笑) 
数値等は以下の通り。 

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以上を踏まえて ECU Manager のセットアップ。 
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センサーエッジについて
さて、よく目にするNAクラセンのパルスはこんな感じです。 
ref_sync_hakei_2_thumb

  

純正ECUの場合、SGT(REF)の立下りにSGC(SYNC)が立ち上がっていればそこが#1気筒と判別されます。 

コレを単純にパラメータの中にある REF sensor Edge Polarity と SYNC sensor Edge Polarity に当てはめると、立下り(Fall)のREFは「Rise」になり、立ち上がり(Rise)のSYNCは「Fall」と設定するので逆? 

しかし波形の見方を変えて下記のようにとらえると、REFは「Rise」、SYNCは「Fall」になり、その先の720/0ポイントからREFの立ち上がりまでの角度を見ると、ほぼCRIP=615になります。
ref_sync_hakei_1_thumb_4

 

Ref/Sync Modeの「16」が、SYNCが「2歯」あるロドスタのクラセンをmotecにうまく認識させているのかも知れませんね。

 

motec m84

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去年の11月リリースされたmotec m84を購入しました。

NA8シリーズ2でROMチューンしたくなり、変換ハーネスを作ったところから始まった当サイトですが、ROM書換え、e-マネージ、 フリーダム、ROMエミュレーターときて、とうとうココまでって感じです。

m84がM100系の廉価版と言う位置づけとはいえ、決して手の届きやすい価格とは言えませんが、 最初からラムダコントロールとロギング機能が付いているのも魅力でしたし、motec所有は昔からの夢だったので、 ロドスタ部品をもろもろ売却して資金をつくりました。(家が片付いたともいう)

motecの特徴として、各センサー類への適合性が高いという事があります。
しかし汎用性があるゆえ、ハーネスはもとより各ピンに対する結線もイチから作る必要があったり、リファレンスやソフトは全て英語で、 いったい何の係数?という事態になるのも容易に想像できます。
テクエジであんだけオタオタするのに...という事はまぁ置いといて、扱えるようになるまでそれなりの時間はかかると思いますが、 少しづつ理解を深めていって楽しんでいきたいなぁと思います。

 

■ m84来る
1月半ば、本体が届く。
部品構成は、m84本体、UTC(USB to CAN、PC通信に必要)、リファレンス&CD、ステッカーなど。
本体は思ったより大きくて軽く、固定用の立込みタップはなし。バンドなんかで留めておくと良いのかな?
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UTCにはねじ山がありましたので、こちらの固定は簡単に出来そう。
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ツイッターをご覧の方は知っておられると思いますが、納品以降数日はM84と添い寝してました。
目覚めた脇にmotec。幸せだ!(変態)


■ ハーネスについて
何故か既に「100系motec用カプラー付きハーネス(NA8Sr.1用)」が手元に。
ちゃけくんが以前製作して、使わず保管しているのを譲り受けたものです。
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届いたハーネスはSr.1用ですから、BPF3の2カプラータイプ。
多少のつなぎ替えをすれば、手持ちの変換ハーネスで対応可能です。
また、マスターちゃけくん謹製ハーネスのピンを確認していけば、motecと車体側のハーネス構成が分かるので、 どの用途のピンをどう使うかが把握でき非常に助かります。

motecへのピンのつなぎと、純正ECUピンとの兼ね合いを整理すると以下のとおり。
こういった結線をするための情報は容易に手に入るものではありませんが、 ちゃけくんのご厚意により公開します。多謝。

 

1.電源、アース関係
motec用電源は、イグニッション「ON」 で12Vが出るハーネスにつなぎます。
eng

 

2.センサー関係
■スロットルセンサー■
5Vの電源は、motecの【A2】 端子より純正ハーネスを使って供給します。

■吸気圧センサー■
別途5V電源が必要。5V-ENGからどの様に電源供給するかは、色んな結線が考えられると思います。
お好きな方法でどうぞ。
吸気圧センサー出力はエンジンルームのエアフロ用ハーネスを利用してmotecに入力しています。
■水温センサー■
純正をそのまま流用。
■吸気温センサー■
他車種流用で別途用意。
■クランク角、カム角センサー■
motec側で認識するための設定が可能なので、NA用クラセンをそのまま使う。
REF(クランク角) → SGT
SYNC(気筒判別) → SGC

sensorat

 

3.インジェクター・点火関係
純正イグナイタを使うのでハーネス流用。
injign

 

4.補助出力関係
AUX1、2、5~8はground(アース)コントロール。AUX1、2は高電流負荷に接続。
auxiliary

 

5.PC通信関係
CAN用配線は、CAN-Hi・CAN-Lo・0Vの3本。8Vは結線不要です。 
pcdeta

 

6.A/F計関係
直接センサーをコントロールする事が出来ますが、 とりあえずテクエジのWB-Linをつないでます。 
lambda2

Auxiliary Output(補助出力)の設定については絶対に「これ」というものは無いので、ご参考までに。