【Auxiliary Output Functions】 補助出力の設定

マイロドスタの割り当ては下記のとおり。
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駆動対象の電流や周波数を考慮した上で、チャンネルの割り当てを決めると良いと思います。
Flyback Voltage で Recirculate と表記されたチャンネルは、 フライホイールダイオードが実装されているようなので、コイル負荷を意識して接続しています。
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m84リファレンスより転記

 

パラメーター設定値ならびに用途
    0 : Off
    1 : Boost Control
    2 : PWM Idle Speed Control
    3 : Aux Table
    4 : Tacho Signal
        (Not suitable for Aux 5,6,7,8) → Aux 5,6,7,8 は使わないでね。
    7 : Idle Slave
    8 : Stepper Idle Speed Control
        (Aux5 only, uses 6,7,8 also) → Aux 5,6,7,8 を使ってね。
    9 : Lambda Sensor Heater
    101 : Fuel Pump
    102 : Thermatic Fan
    103 : Air Conditioner Fan
    104 : Air Conditioner Clutch
    105 : RPM / Load 1
    106 : RPM / Load 2
    107 : Gear Change Light
    108 : Driver Warning Alarm
    109 : Fuel Used Pulse
    111 : Gear Change Light 2
    112 : Slip Warning
    113 : Alternator Control
    114 : Spray Bars
    115 : Status Output
    130 : Nitrous
    132 : Thermo Pump


Auxiliary Output 2 は直接ラムダセンサーをつないだ場合のヒーターコントロールに、Auxiliary Output 4 は将来ノックセンサーを付けた時、 Nitrous を流用し点火時期リタードに使う目論み。

そう考えると、8チャンネルあってもすぐに足りなくなりそうですね。


・Fuel Pump

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NA8Cのフューエルポンプは、イグニッション(IG_SW)オンの状態であっても、ECUでエンジン回転の有無を検知し、 駆動させるかどうか判断しています。

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・Thermatic Fan

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NA8Cの純正ECU設定値に合わせました。
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クーリングファンを回したり止めたりする温度を設定してやればいいのですが、OFF温度はON温度に対して低い値にする必要があります。

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【Fuel / Compensations】 始動時増量補正設定

【 Fuel 】 / 【 Compensations 】

・Eng Temp Comp
エンジン水温に対して適正な増量補正を行う為に設定。 
入力数値は、燃料ベースマップに対して %Trim 値となります。
効率点(Efficiency Points)の条件追加可能。

低水温時の値は始動時増量補正に影響を及ぼしそうなので、注意する必要がありそうですね。

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・Cranking Comp
主に水温が低い状態におけるクランキング中の燃料増量を設定する。

クランキング時は回転数も低く、Mapセンサーの数値も安定しないことから、 完爆まで持っていける噴射量を決め打ちで設定する感じでしょうか。

テーブルのX軸はクランキングタイム(Crank Time)、Y軸は水温(Engine Temp)にて設定し、 イグニッションをひねりクランキング開始から10~15秒の間に段階的に少なくします。
Y軸(Engine Temp)の設定をよく考慮した上でクランクタイムを調整。

また、完爆以降バトンタッチする Post Start Comp とのつながりを意識する必要があります。

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・Post Start Comp
クランキングし、エンジンが回り始めた後の燃料増量を設定する。

エンジンが回る適正な水温での始動直後、一定時間増量してアイドリングを上げておくとか、高速走行直後にエンジンを切って再スタートした時、 フューエルラインのベーパーによるリーン対策にも使えそうです。

テーブルのX軸はランタイム(Run Time)、Y軸は水温(Engine Temp)にて設定し、 およそ10~30秒の間に段階的に少なくします。

で、その後の増量補正は Eng Temp Comp に引き継ぐという流れでしょう。

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・First Injection
最初のインジェクター噴射時、あらかじめ増量しておく量を設定。
X軸水温、Y軸スロットルポジションでテーブルを書くことも可能です。
使用、不使用の差が分からない気がするのですが...

・Stopped Injection
エンジンが止まっている状態で、スロットルポジションが90%を超えた場合、インマニ内にあらかじめガスを噴射しておく事を目的とします。 

キャブの加速ポンプと同じような動きをさせるものなのでしょうか?
通常は使わないと説明されていましたけど...。

 

特性不明のMAPセンサー出力を測る

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用意したもの
・出力特性がわかっているバキュームセンサー
・motec本体
・motec用ハーネス(センサー用5V電源や出力を見るため)
・PC(Ecu Manager)
・12V電源
・電圧計(デジタル表示のものが使いやすいかと)
・シリンジ
・シリンジをセンサーにつなぐホース
・3又

出力がわかっているセンサーと、測定対象のセンサー(バキュームセンサーA)の電源、出力、アースを結線し、 圧力配管を並列につないでシリンジに差し込みます。

測定対象のセンサー出力とアースには、電圧計を接続。
MAP_TEST1


今回頼りのセンサーは DENSO 079800-4990(NA用 0~130kPa)。
ちなみに測定したのは DENSO 079800-5670(フォレスターターボ用)
DSCN5559-002  

 

12V電源をmotecに接続。ECU Managerを起動しPCとの通信を確立させれば、シリンジで作り出す圧力が確認できます。 

そして、任意圧力の電圧計値を、被測定センサーにつないだ電圧計でプロットし特性を取るというわけ。
画面のRaw Input Values の値は、出力がわかっているセンサーの出力値です。
MAP_Q


あとはお好きなように測定してください(笑)
私は、まず100kpaに圧力を固定し、電圧計値を記録したあと、90→80と負圧方向にデーターを取れるだけとってから逆方向(正圧) を記録していきました。
後はデーターを見れば10kPaで何ボルト変化するか傾向もわかりますので、 測りきれなかった領域も設定値を求める事が出来ると思います。
DENSO 079800-4990 は130kPa以上は振れなかったので、それ以上圧をかけるのはやめておきました。


Calibration Table Input(V) に測定値を入力し、Tools からTebleをセーブして完了です。
sensor_setup_map