MAPセンサーとセカンドマップ

先日の続きです。

・アイドリングでラジエターファンが回る → リーンに振れてストールする件。
ログを確認すると、ラジファンが回ると微妙にエンジンの負担が増え回転が下がる → 回転を上げる為ISCVが開く → マップを読む場所は変わらないのでリーンになりストールする、という感じでした。

ラジファン負荷を見越して濃いA/Fにするとストールはしませんが、それは制御してるという感じでは...。
なので、負荷をMAPで拾い、セカンドマップで補正するという正攻法でやる事にします。
(そうするものだと先生に教えていただきました...)


かなり微妙ですが、28kPa辺りが境界線でした。ここのマップ格子を細かくして対応します。
Aux Out8 Duty Cycle がラジエターファン制御チャンネル。
map_fan2


・アイドルアクチュエーターポジションがイニシャルに張り付く件。
ISCV「ON」条件の1つ、TP開度を「0.0」に設定していたところに、温度でスロットルセンサーの抵抗が変化して、全閉でもmotecが「0.1」と認識していました。
TP開度を「0.5」となます事でとりあえずOK。状況によってはもう少し高い値になるかもしれませんね。


あと、ISCVの制御開始条件設定で、スピードセンサーの入力を追加しています。

車速有無を認識させるくらいなら、純正センサーでも十分使えるよ~というありがたい情報があり、そのままDig4に配線しました。

駆動輪をジャッキアップしてタイヤを回し、ISCVのポジションがノーマル → イニシャルへの切り替わりもOK。
isc_speed

後はその辺りをウロウロして、とりあえず走れるようにしてから、シャシダイで全開・高負荷域のマップを完成させたいと思います。ムフ。