MAPセンサーのフィルター

セカンドマップの負荷をMAPセンサーにしてセッティングしていたところ、アイドリング辺りの格子を細かくしているせいもありますが、読む位置があっちこっちに飛ぶので設定値を入れにくい。

 

m84ではセンサーフィルターがありますからそこで対処できますけど、LINKにはその機能がありません。

ハード対策としてオリフィスを装着し、事象改善されるか確認してみます。

まずは0.5mm程の穴が開いたトヨタのオリフィス。
AE101のインマニに付いていたものです。

 

 

m84のフィルタを「0」にしてログ取り比較。

オリフィスなし

 

オリフィスあり

 

振幅幅に差が出ました。
効果はありそうですけど、もう少し振幅を減らしたいですね。

 

ちなみに
m84フィルター設定あり

 

オリフィスの取り付け位置は、負圧配管の取り出し側とセンサー側、両方試しました。
特に差は無いように見受けられます。

 

もう少しナマしたいので、径の細いパイプ長で調整するかタンク使ってみようかな。

つづく。

 

 

アイドル制御

 

設定はmotecと少し違い、補正の項目はコッチの方が多いです。
とはいっても積分ゲインの項目がありません。
 

 

デフォルト値。入力の最大値は共に「5.0」。

 

アンチストールゲインテーブル。最大「25」。
目標アイドル回転数を150r.p.m.下回ると反映されるみたいです。

 

始動ステップテーブル。最大「25」
エンジンがかかるまで設定数値分ISCを開いて空気のバイパス量を増やします。
エンジン回転数を検出してから3秒でフェードアウトします。
クローズドループモードでは反映されないかも知れません。

 

 

クローズドループ制御の前に
まずはオープンループでISCのベースポジションを設定してから、クローズドループ制御に切り替えるという手順を踏みます。

ISCモードをオープンループにして、水温毎の目標回転数になるように数値を入れます。

 

暖気補正テーブルは仕上がっている前提です。