テックエッジ2J2のセンサー交換

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ワタシが愛用する空燃比計テックエッジは、センサーがくたびれてくると、モニターの右端に「H」という表示を頻繁に出すようになります。

最近よく見るようになったので、新品センサーに交換する事にしたのですが、 そこそこ焦るエラーが発生したので、備忘録代わりに書いておきます。

それはセンサー交換を終え、続いて大気校正をした時の事。

テクエジの2J2は本体にオートキャリブレーションボタンが付いていて、このボタンを長押しすると、PCを使わずに大気校正できます。

まずは本体ボタンでCalし、その後PCをつないでWBUtil(本体設定用ソフト)でもCal。(興味本位w)

で、テクエジのモニターを接続して電源を入れると、そこには「nd」の文字が...。

「nd」表示は、本体からデーターを読めないという事なので、センサー~本体の接続がOKなら、本体出力に何らかの不具合が発生した可能性があります。

PCを再度つないで本体リフラッシュしようとしたら、PCのマウスポインターと左右クリックボタンが、見えない手によって高速で操作しているようなオカルト現象に(汗)

通信用ケーブルを抜くと、その動きはピタリと止まるので、テクエジ本体からの影響なのは間違いなさそうです。

とりあえず家に本体とPCを持ち込んで再度接続すると、オカルト現象にはならず...。 なんでだろ?

いつも使っている通信ケーブルは2Aや2Yという古めのモデルから使っているもの。
2J2に付属する通信ケーブルを出してきて比較すると違いがありました。 古い方はRS232CのRxとTxのほかにシールドも結線されていて、2J付属ケーブルは2線のみ。

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原因はこれ? 本体アースとノイズの関係なんだろうか? とりあえず新ケーブルで本体リフラッシュを済ませ、モニターを接続すると「nd」表示は出ず、いつもの「HEAT」→「LEAN」となって問題なし。

次にPCから大気校正すると、また「nd」とな...。

以上の結果から、

・2J2のセンサー大気校正は、本体ボタンのみで行う!
・本体リフラッシュは車載で行わず、お家でバッテリーを使ってやる(笑)
・2J2付属ケーブルをつかう!

テクエジってコントローラーが繊細な印象ですが、リフラッシュしたら簡単にリセットできるので、その辺りはお手軽な部類ですかね。 とはいえ、オカルト現象はもう勘弁ね(笑)

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LX1の表示設定変更

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先日、依頼を受けて本体組立キット(2Y2 DIY)と、表示器のLX1を本国サイトから購入し納品したのですが、LX1の設定変更に大いに手間取ったので、今後の為に書いておきます。

空燃比をデジタル表示するLX1や、LD02の全面パネルにはボタンが2つ実装されていて、表示はボタンを押すごとに以下のように切り替わります。
0:A/F表示
1:ラムダ表示
2:ユーザーインプット(0~5V)
3:エンジン回転数

 

「0」と「1」は元々テクエジ本体とつながっているのでそのまま表示され、「2」と「3」はECUハーネス等から分岐し、テクエジ本体に入力する必要があります。

「2」のユーザーインプット(0~5V)のデフォルトは、入力電圧0~5Vに対し0~100%表示させるようになっていて、ここを入力電圧値そのままに表示させたい。
しかし、ユーティリティーソフトで簡単に出来そうに見えるも、どうもうまくいかず...。

スロットルセンサーやナローバンドO2センサーの出力を、そのまま表示器でモニター出来るのは結構便利なので、ここは何とかしたいので、コマンド入力で直接変更する方法で色々やってみました。

では、ソフトの操作も含めて解説していきましょう~。

設定変更に使うのは、本体と同じく「WB Util(beta06it)」。 表示器(ディスプレー)はLX1です。
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ディスプレー専用アダプターをPCにつなぎ、12V電源とディスプレーのコネクタを接続。
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PCにて 「WB Util」 を起動、 【General】 タブ内のDisplay UnitをLX1に設定します。
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ディスプレー電源を入れると、「nd」表示になっているはずです。
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Display LX1 タブの「Read」ボタンを押すと、「conf」表示に。
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これで設定準備完了です。

 

PCで 【Terminal】 タブを開き、
Command options [History]にチェックマーク。
プルダウンメニューは [As ASCⅡ]。
Cmd:はコマンドを打ち込むところです。

Cmdに g0c と打ち込み、Enter を押すと、ちゃんと接続が確立されてLX1がconfig Modeになっていれば、下記のようにアンサー >0085が返ってきます。
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下記は電圧表示に変更、書き込みが完了し、再度呼び出して書き換わっているのを確認したところ。
conf12_thumb

・コマンド解説
g0c (Enter) ・・・現在の設定を確認。
>0085 ・・・%表示に設定中。
s0c86(Enter)
[s0c86] >0086 ・・・電圧表示に変更されました。
w(Enter)
>2901 ・・・書き換え完了。
コマンド初頭のgは読出し、sは設定を意味します。

0c(offset) 86(value)の意味は下記を参考にして下さい。

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Tech Edge 2Y1の組立て

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ちょくちょくROMの実走セッティングを請け負う事があるのですが、対象の車にはERT(エミュレーター)と空燃比計を取り付ける必要があります。

空燃比計のセンサーは予備があるのでいいのですが、本体は自分の車からいちいち外して取り付けていたので結構面倒。

最近もこの方のセッティングをした際、いろいろあって(笑)

「やっぱりもう1つ欲しいな。」

と思ったのがきっかけで、1年ほど前に購入しておいた2Y1のキットを組み立てする事にしました。

本国ページのリファレンス(組立説明書)をプリントアウトしたものを見て「まあ何とかなるか。」と軽い気持ちで取り掛かったわけです。

しかーし、組み立てながらファレンスの内容を読んでいくと、分かりにくい所や間違った所が散見され、よくわからない状態で組み上げるのはさすがに不安になります。

回路図を凝視し、リファレンスを修正しつつ、最後はちゃけ先生のアドバイスのもと完成。

すでに組まれた方、これからチャレンジされる方の参考になればと、情報などまとめてみました。

ちなみに組み立てたのは「2Y1 ロガー無し (PCB rev 1.0b NOV07)」です。

 

下準備
キットの袋から抵抗やコンデンサーをざざっと出すと、同じ値のものは数値を書き込んだテープ、もしくは台紙でまとめられています。
組む時の手間を省くため、リファレンスの一覧と照らし合わせて、抵抗には「R*」とか「R**」、コンデンサーには「C*」や「C**」(*は数字)などテープに書き込んでおき、基盤(PCB)にプリントされた表示に合わせて組んでいきます。
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そうやって部品を確認していくと欠品があるかどうかもよく分からない(笑)ので、リファレンスの部品リストを修正したものを作って整理してみた。

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修正箇所は以下のとおり。
・抵抗はすべて5%誤差(カラーコード:金)のものが入っていたのでそれを反映。
・カラーコードの修正。
・使用総数がわかり易いよう、抵抗値をまとめて表示。
・使わない部品は抹消線。

・16ピンのRS232Cドライバーは付属の「HIN202」を使わず「ADM3202AN」を採用。

これはテクエジ組み立てを数多くこなしてきた、ちゃけ先生からのアドバイスを反映しています。
エンジンをかける際に動作が不安定になるエラーの原因がこの「HIN202」にあり、本体を安定動作させる代替パーツが「ADM3202AN」なんだそうです。

組み上がった後の動作不安定に悩まされないよう、事前に用意しておく事をお勧めします。

【追記】
C14、C8をリストに追加。
R23~R25、C32~C34を追加。

 

組み立て
パーツの確認ができたら、リスト、リファレンス、基板のプリントを見てひたすら半田付け。
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基板に部品が付いたら、センサーコネクター&専用基板を銅線を使って組み立てます。
1mm浮かして基板につける指示があったり、細くて短い銅線をチマチマ8本つなぐのに骨が折れました...

ヒューズを入れてDC12V(電源)を基板に接続し、リファレンス「8.Testing」 に記載された部位の電圧を、ICを外した状態で確認します。

ちなみに測定箇所はヒューズ、U10、L1とアース(GROUND)間。

問題なければICとワイドバンドモジュール(miniPCB)を装着します。

センサーモジュールは付属の9mmスペーサーでは高さが足りず、傾いてマウントされたので薄いスペーサーでカサ上げして基板にストレスがかからないようにしました。

ジャンパーは部品点数と回路図から判断して、J2(J2-Wblin GND)のみ接続しました。

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基板エラーなど
「10.7 2Y1 Errata」

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*ST202/HIN202 Ground error
写真の部位にごく短いジャンパー線を接続して、 RS232C DRIVER15ピンをアース(GND)するのが目的。
ジャンパーはRS232C DRIVER13ピン(基板上でアースに落ちている)とC21(15ピンにつながっている)をつなぐ事で15ピンをアースさせるものです。

これをしていないと、PCと2Y1の通信が確立されませんので、必須の項目です。

「10.8 Important Note about the Wideband Module」
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ワイドバンドモジュール(miniPCB)には横1列に12+12ピンを半田付けしますが、もうひとつジャンパーコネクタ付近に1ピンと、相手方のコネクタを本体基板に付ける必要があります。(赤丸のトコ)
配線図を見ると、47k@25℃thermistor が結線されるようです。 (使用されるかどうかは未確認)

【追記1】
IC電源を安定させるバイパスコンデンサー 「C14」と「C8」 が一覧から外れています。

回路図にはバッチリ載っていますが、リファレンスを参考にして組み立てれば、もれること間違いなし(笑)
コンデンサで1番数の多い「104」表示のあるコンデンサを使ってください。(余っていると思います。)
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【追記2】
R23~R25C32~C34を取り付けないと、User1~3に電圧を入力しても正常に表示されません。(入力電圧:0~5V)
2Y1_USERinput

 

動作確認
ロドスタに2Y1を取り付け、ECUから分岐させた任意の外部入力線(USR1~3とGND)はY2(緑8ピンコネクタ)に接続。
2A1と大きく違っているのは、ケース底Y2コネクタ4ピンに書かれた「RPM」は2Y1では「GND」になっている事。
ここにタコメーターの線をつないでも回転数を表示しませんので、ケース側面のY3(緑10ピンコネクター)の8ピン「RPM」に接続します。(ロドスタの場合)

PCをつないでLD02等の外部モニター値とPC数値が大きく違わないか、表示に不具合が無いかを確認し、問題なければ完成!となります。

 

私に起こったエラー
2Y1は2A1で別に必要となるスプリッター(RJ45S)が内蔵されています。
なのでRJ45カプラーはY1A・Y1Bという形で2つ付いているのですが、センサーケーブル側のY1AにLD02(表示器)をつないでも動作しません。
PCをつないでも通信していない感じです。

うおー、何でだ...と再度基板をケースから外して調べる。
Y1A、Bの各端子は単純に分岐しているだけなので、同じ端子間は導通、もしくは抵抗値が出るはずだとテスターで確認していくと、Y1A 5ピン(GND)の導通が無い。

裏の半田部分とアース間も導通無し。そんなもん?いやそんな事無いぞとルーペで半田をよく見ると、どうもちゃんと付いていない感じ。

再度しつこくやり直すとアースが復活!(笑)
単に半田不良というオチでした...。

 

英語のリファレンスで、多少の不安を持っての組み立てになろうかと思いますが、ここまで紹介したポイントを押さえれば決して難しいものではないと思います。

しかしながら部品点数が多いので、時間はバッチリかかりますけど(笑)

まあ、それも楽しみの1つ、という事で。

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ROMエミュレーター 「ERT」の取り付け

ERTの取り付け
ECUからROMを外してROMプローブを取り付けます。
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ROMプローブのコネクターをERTに差込み、先ほど外したROMをERTのソケットに取り付ける。
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ROMプローブとコネクター、並びにROMの方向に十分注意してくださいね。

ECUを車両に取り付け、ERT本体のスイッチ設定を確認、電源を接続してキーをひねればエンジンがかかります。
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ここで、電源接続に関する重要なポイントがありまして、12Vを取る回路は、イグニッション(IGN)「ON」 の時に電源供給されている箇所につないでください。
アクセサリー(ACC)ではセルを回す間、12Vが供給されずエンジンがかかりません。

この失敗を私はしてしまい(12VをACCにつないだ)、K-スペの「はぎー」さんに「エンジンがかかりません」と慌てて電話し、 「IGNではなく、ACCにつないでませんか?」とのアドバイスから誤結線に気づきました。

ERTには電源供給時に点灯する小さな黄色いランプが実装されていて、確かにセルを回すと消灯します。
これではECUにとってROMを外されたのと同じ事になりますから、エンジンがかからないのは当然のことです。
結線を直し(ACC→ECU1B端子)キーをひねると、無事エンジンがかかりました。

あとはERTにROMデータ(.bin)を転送してエミュレーションモードに切替、 不安定な動きをしない事が確認出来たら取り付け完了です。

 

エミュレーションソフト・ERTオンラインエディターを使う
まず、ERTに転送したROMデーター(.bin)を読み込みます。
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次にMap画面を作成→Map0が出てきたら、右クリックでプロパティを表示。
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「Map0」の名称は任意で変更できますので、仮に「点火Map」と変更。
開始アドレスとマップの大きさを入力すれば、画面に点火マップが表示されます。
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マップ値は16進がデフォルトですが、プロパティ内の演算式に式を入力すれば、演算後の数値をマップ表示に反映できます。もちろん編集も可。

同じように燃料増量マップ、レブリミッターなど、アドレス指定してやればいくつでもエミュレーション用のマップを作ることが出来ます。

私の場合、今まで把握できていないアドレスを見つけられないかと、BPF3-881Bのデータ(32KB分)全体を、 16×32のマップ60枚余りに分割して表示させ、エンジンをかけながら1枚1枚マップトレースするという事をやってます。
何か新しい発見があるといいのですが(笑)

ROMエミュレーター 「ERT」の概要

K-specification Original(K-スペ) さんからの提案

ERTについて個人的に興味があり、K-スペさんとメールのやり取りを何度かしていたのですが、実際使うのが1番じゃありませんか?という話になって、私がロードスターでの動作確認とERTのハードとソフト使い心地などをモニターさせていただく事になりました。

お試し出来るなんてとてもありがたいご提案です。
私でいいのかなぁ...と頭をよぎりましたが、めったにない機会ですのでお言葉に甘えることにしました。
一般ユーザーの立場としてモニターさせていただきますので、誇張せず、正直な意見をフィードバックしようと思います。

程なく届いたERT。
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4連ROMチェンジャーと同じく、基盤のパターン設計はもとより筐体への収まり具合など、 個人レベルでの製品とは思えないクオリィティーの高さです。

事前にダウンロードしていた2部構成の説明書を何度も読んで、その構成やソフトの使い方を理解してから動作確認に臨みます。 壊すとシャレにならないし(笑)

では、取り付けの前に、ERTの出来る事をまずは紹介。

 

ERTの概要
いきなり例えになりますが、仮に私が某氏からROMチューンの依頼を受けたとします。
そこでやる事といえば、

1.車の仕様と「どんな感じにしたいか」など要望を確認。
2.氏の車にテクエジなど取り付け、空燃比等各ログをとって現状を把握する。
3.ログを凝視して、燃調と点火時期をNA8C専用FIREエディターで書き換える。
4.レブリミッター等、バイナリエディターで書き換える。
5.出来たバイナリファイルをロムライターでEP-ROMに焼く。
6.ROMを装着、手順2.に戻って納得出来るデータになるまでループが続く(笑)

データの違いをはっきりと体感するため、多少極端なデータを4種類作って4つのROMに焼き、 ROMチェンジャーで切替ながら実走して確認すれば多少時間は節約できます。
しかしデータの数だけEP-ROMは必要ですし、結構な手間であるのは確かです。

ただ、手順2~6を実践すればする程、実走データが蓄積されるので時間の許す限りやってみたいのが正直なところ。

そこで、このERTを導入するとどうなるか。

実走しながらECUがアクセスしているバイナリデーターを更新できるので、納得できるデータ(追い込んだデータ) を短時間で作る事が出来ます。
要は手順3.と4.とループが無くなり、ROMライターでデーターを焼く回数も1回。使うEP-ROMも1つという事なのです。

限られた時間、それすらも確保しにくい私にとって、効率よく、よりいいものが作れるERTは、言い換えれば「時間を作り出す」 ツールと言えるのではないでしょうか。

 

ERTとECUをつないでみる
まず手持ちのECUのEP-ROM(以下ROMと表現)を外し、そのソケットにROMプローブを挿す。
プローブ反対側のコネクターをERTに挿す。
ERTのROMソケットにECUから外したROMを装着。
この時点でECUに装着されていたROMを外に引き出した状態となり、 ERTに電源を供給すればECUはROMにアクセスしエンジンがかかります。
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ERTオンラインエディターをインストールしたPCとERTをRS232Cケーブルで接続し、互いの通信を確立した後、 ECUに装着されていたROMと同一のデータ(.binファイル)をPCからERTのRAMに転送する。
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これでERTをROMエミュレーターとして使う準備が出来ました。

 

データーの流れ
ERTオンラインエディターでモード切替(ROMモード→エミュレーションモード)のコマンドを実行すると、 ECUのアクセス先がROMからERTのRAMに切り替わり、ECUはROMに依存しない状態(転送したRAM内のデータ) で動作する事になります。
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あとはPCに表示されているマップの数値を変更すれば、RAM内のデーターに即反映されるので、納得いくまで何度でもデーター変更し、 その結果を実走で確認すれば良いわけです。
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さて、納得できるデーターが出来たと仮定し、そのbinデータを「GENrom-1.bin」とします。
ここでエンジンを切ってERTの電源を落としてしまうと、せっかく作った「GENrom-1.bin」データーが消えてしまいますので、セ- ブする必要があります。

ERTにはRAM内のデータを任意のタイミングで保存できる領域、EEPROMが組み込まれているので、PCで 「ERTデータを起動データー領域に保存」のコマンドを実行すれば「GENrom-1.bin」 はERTのRAMからEEPROMに保存できます。
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そして、PCに表示されているマップデータ(.binファイル)を任意のフォルダにセーブすれば一連の操作は完了、 エンジンを切っても差し支えない状態になります。

再びエンジンをかけた場合、ECUは初爆から数秒間ROMにアクセスしていますが、その間にEEPROMから自動的に 「GENrom-1.bin」がRAMに転送されています。
EEPROM→RAMに転送(数秒間のオートロード)が完了すれば、ECUのアクセス先がRAMに自動的に切り替わり、 リアルタイムにデータ変更できる状態となります。
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机上編では各コマンドに対しデータがどの様に動くかを重点的に書きましたので、多少複雑に感じられたかも知れませんが、 実際に使ってみるとERTオンラインエディターが使いやすいシンプルな構成であるのと同時に、マップ編集機能も「こう出来たら便利だな~」 という所がキッチリ押さえられていますので、2、3度使えばすぐ慣れてしまうと思います。

細かいハナシはこの辺りで。