ボルトストレッチゲージ続報

コンロッドボルトをちゃんと締めつけるのってどうするの?と気になって調べ出したらハマってしまい、希望者を募り製作する事になったボルトストレッチゲージ企画の続報です。

ARPのカタログでコンロッドボルトを締める時はコレだぜ!と紹介されていたゲージ。


ARPカタログより

 

ダイヤルゲージにスプリングが内蔵されているようで、ボルトをはさみ込んだ状態を保持し、そのまま工具で締めつけながら伸びを読みとれるみたいです。

なので、だだダイヤルケージをホルダーに取り付けただけでは無さそう。

スプリングの強さも気になるし、専用品を見ないでこの企画を進めるのもモヤモヤするし...

 

というわけで、気がつけばコイツが手元に(笑)
みんカラのお友達の方にお願いして、仕入れていただきました。

 

流石のスペシャルツール。
あんな事やこんな事がバッチリわかりましたので、その辺りを踏まえ図面を起こし、仕様も決めました。

・ミツトヨ製のダイヤルゲージ取付を前提にしています。(別途用意する必要があります)

・ダイヤルホルダーの材質はジュラルミンで硬質アルマイト(黒)仕上げ。
・ARP製のコンロッドボルト全ラインナップに対応する為、フトコロは調整できます。
・ダイヤルゲージを固定する六角穴付き止めネジ、フトコロを調整するロッドはミリサイズ。
・調整ロッドの材質は摩耗に強いSCM。
・ダイヤルゲージにセットするスプリングも、ええ具合のモノを付けます。
・形状については、購入希望者の方にだけ図面公開します(笑)
・1セット10000円で作れるのは初期ロットのみです。

 

カテゴリー: Tool

リブ製作機の自作

アルミパイプの抜け止め(リブ)を製作する工具を自作してみました。

NAエンジンに使うインテークパイプに抜け止めがいるか考えると、それほど必要に思えませんけど、パイプ切りっぱなしよりカッコいいと思うのでやってみます(笑)

 

最初はLアングルを使ったシンプルなやつ。
リブを作る部分はイイ感じでしたが、レバー比が適切ではなく、押し付ける棒とフレームの役割をするLアングルの強度も不足していてコイツはボツ。

 

どうしたものかと倉庫をまさぐると、プレスの付属品で良い感じの鉄板が出て来ました(^^)
それを使ってバージョン2を作ります。

適切なレバー比を実現する為に穴を開け直し、押し付ける棒はパイプではなく、ムクのスチール角材を使いました。

 

今度は上手くいきましたよ。



 

仕上がりは専用工具と同じとは言えませんけど、機能としては十分だと思います。
また作れるものが増えたので嬉しい。

カテゴリー: Tool