関西のロードスターショップCar’sさんリリース C’z Plus One Mufflerのファーストロットが届きましたので、早速取り付けてみました。
リリース発表、コンセプト、マスターモデルのインプレなどは、Car’sさんのサイトをご覧ください。
【ロードスター日記 12.12】 NAロードスター用オリジナルマフラー完成
【ロードスター日記 12.15】オリジナルマフラー PowerCheck
部品構成はメインパイプ・テールサイレンサ・ガスケット・ボルトです。
輸送や取付時に傷がつかないように養生がしっかりされています。
触媒部からテールエンドまで60Φ通しのシンプルな構成ですが、テールは絶妙な角度がつけられており、ここにもCar’sさんのこだわりを感じます。
メインサイレンサーの入→出パイプに段差がありますが、隔壁は無くストレート構造になっています。
最大の特徴であるサイレンサー部。
現行のNDマフラー等でおなじみの膨張管(レゾネーター)ですが、私の記憶だとNA用では初めてだと思います。
音質をチューニングするためのレゾネーターというよりは、消音とトルクアップを狙いとしているように見受けられ、かなり大きい印象です。
エンジンをかけると、今まで付けていたメインパイプ50Φのマフラーよりも若干少し低い音でしょうか。
アイドリングの音量は850r.p.m.ほどで純正プラスアルファです。
純正触媒だと純正並みでしょう。
走ってみた
-GENロードスタースペック-
エンジン
NABPエンジン・純正ボア・NB1ピストン・NB1カム
排気系スペック
フジツボエキマニ・サード触媒・CP1マフラー
LINK G4XにてDジェトロ制御(インジェクター12ホール)
2000~3000r.p.m.辺り、BPエンジンには負担が大きいとされる領域で、高周波の排気干渉音が出てきます。
自身の経験から言うと、メインパイプ45Φ辺りから60Φに変更すると、この領域のトルクが落ち、特に坂道発進でもたつく印象があるのですが、それは一切感じませんでした。
なので排気干渉音が出ている時は、膨張管の作用でトルクアップさせていると解釈しています。
回転を上げていくと、排気音に干渉音が重なっていって炸裂音が混ざった感じになります。
特筆すべきは、レブまで回し切っても、音量がある一定のレベルから大きくならないのと、こもり音が一切出ない事。
高速を使ったツーリングも大丈夫だと思います。
60Φにするとトルクが落ちるという事はこのマフラーには当てはまりません。
自身のロードスターでは4速からの加速が少し鈍る印象を受けましたが、さすがにノーマルエンジンなので仕方ないかなと。
チューンドエンジンでしたら、この辺りの感じも変わって来ると思います。
Car’sさんより、ファーストロットは既に完売しており、セカンドロットのバックオーダーを受付け中という事でした。
詳しい状況等は、Car’sさんにお問い合わせ下さい。
トンネルで全開にすると、すっごい良い音がしましたよ...