基板上に「MX5 1800」と書かれたジャンパーがあります。
ナニコレ?と色々調べてみたところ、本国のフォーラムに同じ質問があり、ジャンパーインすると、ECUピンの「2I」が12Vでプルアップされるようです。
テスターを当てると、写真上側のピンと「2I」に導通あり(0Ω)。
写真下側のピンと「1B」(+14Vメインリレー)間には約1kΩの抵抗がかんでました。
以上の事から、ジャンパーインで12Vプルアップは間違いなさそうです。
どういった時にジャンパー「ON」するのか調べると、NA8 Sr.1にプラグインを取り付けるケースのみ必要という事がわかりました。
NA8のSr1.5、Sr.2はECU側のAUX出力でタコ信号を割り当てればプルアップしないでも動きます。
NA6の場合はイグナイターを外さない限り、タコメーター駆動にECU結線は必要ありません。
Sr.2に取り付ける場合(NA8・BPS5)
小細工せず「4L」にAUX8(タコメーター割当)を結線すると、動作します。
LINKは0~12Vのパルスを出しているようなので、このジャンパーはデフォルトの「OFF」のまま、「2I」は結線無しになります。
Sr.1に取り付ける場合(NA8・BPF3-881)
イグナイターのピンが4本のモデル(2I 結線あり)では、このジャンパーを「ON」でタコメータは動きます。
回転信号はイグナイターが出し、ノーマルECUは「2I」で点火信号をモニターしつつプルアップしてるという事ですね。
機能拡張でダイレクトコイル・独立点火にする場合は、タコ信号を出すイグナイターを外しますので、そのままではタコは動きません。
下記図のように車体コネクター側のターミナルを「2I」→「1R」と差替えし、AUXチャンネルに割り付けします。
Sr.1.5に取り付ける場合(NA8・BPF3-881B)
「1F」のハーネスかピンを、タコメーターを割り当てたAUXチャンネルに接続替えする必要があります。