LINKの電源を単独で生かし、トリガー信号を入力すればインジェクターや点火信号の出力を測定できる事が分りましたので、SYNC1歯でMX5プラグインを動かす設定を探ります。
トリガオフセットは「0」で固定。
トリガ1と2のエッジ設定を、RISE・FALL全てのパターン試して波形を確認しました。
参考に、m84アイドリングの波形です。
トリガエッジ各種設定での波形
REF波形にマーキングすると分りづらいので、1番の点火信号をTDCと表記しています。
・トリガ1(REF):RISE トリガ2:RISE(SYNC)
・トリガ1:FALL トリガ2:FALL
・トリガ1:RISE トリガ2:FALL
・トリガ1:FALL トリガ2:RISE
エッジ設定(アクティブエッジ)と波形を見比べると、SYNCアクティブエッジ直後のREFアクティブエッジを1番のTDCと認識する事がわかります。
という事で、m84のアイドリングと同じ出力波形であり、トリガ2 Syncポジションも考慮した設定は、
トリガ1:FALL トリガ2:RISE トリガオフセット「0」
となりました。
PC LINKの設定
デフォルトのMX5ファイル設定
SYNC1歯の設定
クランクのトリガーホイールに欠歯が無いマルチトゥースで、カム1回転で1つのSYNC波形を出すハード構成では、以上の考え方が当てはまると思います。