クローズドループで使うラムダテーブル(目標A/F)を、条件を組み合わせて増減させるテーブルです。
高速で長距離を走る機会があった時、ラムダテーブルの目標空燃比を薄くして燃費を稼いでいたのですが、いちいち空燃比マップを上書きするのが面倒で、高速巡行を検知してその時だけ書き換えできないかと。
オーバーレイテーブルを使えばそれが出来そうです。
最初はスイッチのDI入力でオン-オフをするつもりでしたが、テーブル軸に仮想AUXが使えそうでしたので条件検出をして動かしてみる事にしました。
とりあえず街乗り領域でセッティングします。
検出条件
1.一定速度で走行し設定時間経過後条件成立
2.低負荷領域
3.高負荷になれば即リセット
条件数の関係と設定時間を簡単に変更する為、仮想AUXは2チャンネル使いました。
・仮想AUX1CH ON条件
ギアは3速以上
MAP値80kpa以下(高負荷条件不成立)
1200r.p.m.以上
・タイマー1
仮想AUX1CHオンで起動
・仮想AUX2CH ON条件
水温80度以上(冷間補正時不成立)
タイマー20sec(オーバーレイテーブルONの時間)
とりあえずはこんな感じで。