「直管サウンド」になってしまうと噂のスポーツキャタライザーですが、実際はどの程度なの?と言うことで、実際に付けてみました。
SARD製・MZ-04(という型式らしい)
申し訳程度の遮熱板。
排気温度センサーのフランジですが、よく見るとフランジとパイプを溶接した後に、面だしの為に「スッて」います。
同じような手間が本体フランジにもほどこされていました。とても丁重な造り。
お約束の「向こうが見えてしまう」の図。
思ったよりスカスカで、チョット心配になる...。
ついでに純正触媒と重さを比較してみます。
純正4kg、スポキャタ1.5kg。 ストレートパイプ並み?
取り付けるとこんな感じになります。
排気温度センサーがPPFに干渉したので、少し曲げて調整しました。
装着前後にテクエジでログを取ってみましたが、空燃比などは特に大きな変化は見られませんでしたが、排ガスが「溜まる」感じが無くなって、表示の変化が速くなりました。
エアフロの最大電圧が0.1V大きくなっていましたが、外気温度差が原因かもしれませんので、気のせいという事にしておきます(笑)
「抜け」はさすがに良くなっていて、3000r.p.m辺りの低速トルクが若干細くなった分、 回転上昇と言うかレスポンスは良くなっています。
それと気になる音量ですが、アイドリングでは特に変化を感じませんでした。
走ってみると、3000r.p.m~4000r.p.m辺りの音量が大きくなっていましたが、長距離も我慢できる範ちゅうです。
これはメインパイプが50mmで、思いっきり消音を意識したマフラーだからこの程度で済んだのではないかと。
2寸管だと抜けすぎるような気がしますねぇ...。また機会を作って試してみましょうか。
それと、以前から気になっていたエキマニの「シャリシャリ音」が消えました。
やっぱりこの音は、触媒付近で溜まってしまうガスと、エキマニから排出されるガスの干渉音だったようです。
減ってしまった低速トルクは、点火時期やバルタイで補てん出来れば言う事ありませんね。
簡単ですがこんな感じです。