【 Fuel Accel Sensitivity 】
テーブル数値は、 Accel Source の変化率に対し、増量補正する度合いを設定します。
(X軸:回転数 Y軸:Efficiency Point)
数値を大きくすると、アクセルの踏み込み量が少なくても大きな補正値が適用され、加速増量のための燃料が多くなります。
(変化が小さくても感知する→敏感)
数値を小さくすると アクセルの踏み込み量に対しての補正値が小さくなり、加速増量が入りにくくなります。
(変化が大きくないと感知しない→鈍感)
以下、ECU manager のヘルプより。
デフォルトテーブル値 ↓
RPM 0 1000 2000 3000 4000 5000
Eff% 100 | 0 0 0 0 0 0
80 | 0 0 0 0 0 0
60 | 0 0 0 0 0 0
40 | 5 4 3 2 1 0
20 |10 8 6 4 2 0
0 |15 12 9 6 3 0
【 Fuel Accel Clamp 】
テーブル数値は、加速増量される燃料量で、IJPU%です。
IJPUが「15」msecの場合、ここの値が「50」なら、15×50%で7.5msecとなります。
加速増量の補正値(量)は Fuel Accel Sensitivity で設定されていますが、エンジンの回転数に応じて補正量の上限を決める値が Fuel Accel Clamp になるので、制限=Clampという表現になっているようです。
以下はECU manager のヘルプより。
【 Accel Clamp 調整のヒント 】
注意:加速燃料補給を調整する前に、燃料メインテーブルを完全に調整する必要があります。
この表の値を設定するには、最初に「Accel Sensitivity」を「50」の標準値に設定し、「Accel Decay」を標準値の「5」に設定します。
目的のRPMサイトを選択し、サイトに合わせてエンジンRPMを調整します。
スロットルを操作しエンジンレスポンスをチェックします。
Accel Clampを調整し、テストを繰り返してください。また、異なる "Accel Decay"値も試してみてください。
スロットルを軽く動かしてエンジンの反応を確認し、「Accel Sensitivity」も調整します。
加速燃料補給は、通常は4000RPM以上は必要ありません。
デフォルトテーブル値 ↓
RPM 0 1000 2000 3000 4000 5000
40 30 20 10 0 0