LINK Can Gauge の表示項目

 

52Φで取付しやすく、各センサー値や制御状態をモニターするのに便利なゲージですが、表示項目やLINK側のCAN設定などわかりづらい点があったのでまとめてみました。(A氏に感謝)

 

 

LINK Can Gaugeで表示できる項目です。

 

LINK CAN設定
Mode または Channelで設定するGeneric Dashの表示一覧です。
(PC-LINK HELPより)

 

上記の Generic Dash には無い項目を表示したい場合に、ユーザーストリームで設定する項目です。(Extended CAN Channels)

ID53のデフォルトファイルでは、駆動輪速がCan Gaugeに表示されません。

ストリームのフレーム割当を修正すれば表示可能です。

 

LINK Can Gauge フレームファイル(Link G5 > PCLink G5 > CAN)
Configurable_Generic_Dash_Stream.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID49.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID50.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID51.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID52.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID53.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID54.lcs
GaugeART_CAN_Gauge_Extra_ID55.lcs

ファイル名後半に CAN ID が表記されているのは分りやすくてイイですね。

 

カテゴリー: G4X

Snap-on FLF80 のOH

長年愛用しているSnap-on FLF80の切替レバーが折れてしまいました。

 

ココが折れると使い勝手が著しく悪くなってしまうので修理する事に。

 

Snap-onは永久保証とされていますが、それは購入したところのサポートがないと難しいでしょうし、10年近く前にネットで買ったものではなおさら。

セールスバンも見かけた事無いので困ったなと思いつつ調べてみたら、ファクトリーギアでリペアキットなるものを取り扱っている事がわかったので早速取り寄せてみました。

 

リペアキットの内容を見ると、折れてしまった切替レバーはもちろん、本体とカバーを除くすべての部品とグリスが入っていますので、ごっそり中身を入替えるオーバーホールが出来、またコスパも良くて(2000円ちょっと)助かりました。

 

2本のトルクス(T10)ネジをゆるめると、切替レバー裏のスプリングに押されてカバーが浮いてきます。

 

部品構成は上から、ソケット差込ギア・ゴムシール・かみ合い爪・板バネ・切替レバー押さえ・ボール用スプリングです。

まずはギア部から外せば良いかと。

切替レバー押さえを外すと、切替レバーとボールが出てきます。

 

取り出した部品。
ゴムパッキンはギアに貼り付いてます。

 

新品一式。

 

 

ラチェット本体とカバーを洗浄して、各パーツに付属のグリス(シリコン?)を塗布し元通りに組付け。

 

カバーを締め付けるネジには緩み止めが施されています。
ネジの締め付けトルクは、9.0in-lb=1.018Nmですね。

 

短期間で使えるようになったので助かりました。

 

カテゴリー: Tool